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ルマン24時間レース報告

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井原慶子、ル・マン24時間のナンバー1ドライバーに



井原慶子、ル・マン24時間予選1日目はトラブルのためクラッシュ



井原慶子、30度曲がったままのハンドルで予選通過=ル・マン24時間



●『あきらめなければ夢はかなう』井原慶子、いよいよル・マン24時間決勝へ




「ル・マン24時間レース」への挑戦:決勝レースレポート

6月16日(土)、現地時間15:00、第80回「ル・マン24時間レース」の決勝がスタートした。井原の所属するガルフレーシング、カーナンバー29のマシンは1番手のドライバーマルク・ロスタン選手がグリッド後方から順調な追い上げを見せたが、ドライバー交代に入る数周前、他の車両と接触してクラッシュ。残念なリタイヤとなった。

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カーナンバー29は、まずル・マン出場11回目のベテラン、ロスタン選手がドライブ。およそ1時間半後に井原にバトンタッチする予定だった。

44番グリッドからスタートしたロスタン選手は周回ごとにタイムをあげ、順調にポジションアップ。8周目には27番手まで順位を上げ、予定通り給油のためのピットインを行った。コースに復帰後も、他のマシンと遜色の無い3分40秒台のタイムで周回を重ね、一旦ピットインで32位まで落とした順位を29番手まで上げながら更に上を狙って19周目を周回していた。

コース後半のポルシェカーブに差し掛かったところで、今回、賞典外でエキジビション参加しているマシン「デルタウイング」を捉えた。このマシンは、その特異な形状から非常に個性的な挙動なため、ベテランのロスタン選手は慎重にアプローチ。コーナーのアウト側から追い越しにかかったところ、同車が予期せぬ動きを見せガルフレーシングのフロントに接触。カーナンバー29は、スピンしながらコンクリートウォールに激突した。

ピットの外ではドライバー以外、競技車両に触れてはいけないという規則があるため、ロスタン選手は1時間近くに亘りコースサイドでマシンの修理を試みた。しかし、トランスミッションへのダメージは修理不能なレベルに達しており、現地時間17:15分、リタイヤが決まった。

「ル・マン24時間」決勝を思いっきり走りたいと話していた井原は、悔しさをかみ締めながらもいつもの前向きさを忘れていなかった:

「今回、テスト、フリー走行、予選とル・マンを走って、今までのレース人生で最もやりがいのあるレースだと改めて実感しました。今日は天気もいいし、青空の下でレースをしたかった!

ル・マンは、チームスタッフも、マシンも、もちろんドライバーもクリアしなければいけない基準がとても高いレベルにあり、とても厳しいレースでした。でも、だから世界最高峰なんです。LMP2クラス一年目のガルフレーシングにとってはとても大変な挑戦でしたが、得るものがたくさんありました。

私の、最初の「ル・マン24時間レース」はこういう結果になりましたが、世界耐久選手権(WEC)はまだまだ続きます。次のシルバーストン・サーキット(英国)は、私のホームサーキットなので、今回学んだことも充分生かし、チームの士気を一層高めて表彰台を狙います!

あきらめず、常に前向きにチャレンジしていく姿を見ていただくことで、スポンサーさま、チームのみんな、家族など、応援してくださる皆さんに恩返しができるよう、引き続き全力で前進しますので引き続き応援よろしくお願いします。」

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